「人生あっという間ってよく聞くけど、実際どうなの?」
という疑問にお答えします。
コミュニケーション改善、人生健康化推進委員長@え~きっとです。
子供の頃ってやたらと時間が長く感じ、とくに小学校の授業中は早く終われといつも願ってました。
しかしながら、社会人となった今となっては、
『もう1年経ったのか・・・』
というような心境が何度も訪れるくらい時の流れが速く感じるのです。
ではなぜ、子供と大人で時の流れの感じ方がこうも違うのでしょうか?
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"人生があっという間" と感じるのは記憶作業をしてないから
脳が新しいことを記憶しようとするとき、時間の流れを遅く感じることがわかっています。
例えば、初めて行く場所を通って目的地に向かった場合、時間が長く掛かってしまったような感じがして時計を見ると意外と時間が経ってなかった。
そんな経験はありませんか?
これは、脳の防衛本能が働いて新しい道を記憶しようとするからです。なぜなら、道を覚えていないと帰れなくなって、最悪死に至る可能性があるからです。
一方、通勤、通学している時って時間の流れは速いですよね。もう道もバッチリ記憶しているため、新たに記憶する情報がほとんどないからというわけです。
私なんかは、音楽掛けて物思いにふけりながら通勤してるとあっという間に到着って感じですからね。
もう一つわかりやすい例として、子供時代に夏休みが異様に長く感じるということです。
大人になると、夏休みの過ごし方は『今回はこうしよう!』とかある程度予測を立てて行動できると思いますが、子供の時は『これから何をしてやろうか・・・』というところからだと思います。
要は、なじみ深くないため新しく記憶する活動がこれからたくさん待っている状態なのです。
"人生があっという間" と感じるのは脳を使ってないから
よくメディアでの生死体験話を見ることがあると思います。
その時の体験者のコメントで、生まれてから今までの人生が走馬灯のように駆け巡ったというコメントをよく言っています。
これは一瞬の時間の内に、あらゆる過去の情報から助かる術を導き出そうと脳が一生懸命処理していることに他ならず、時間を遅く感じる代表的な例ですね。
つまり、普段の量より多い作業を脳が処理しようとすると時間は遅くなるということです。
"人生があっという間" と感じるのは物事に集中しているから
あと、楽しいことやっている時ってあっという間に終わるイメージですよね。
例えば、子供が親からゲームの時間は1時間だと決められていざスタート。そして、あっという間に1時間が経ったのに対して、納得がいかずに親に時間延長を要請するなんて話はザラにあります。
なぜこのようなことが起きるかというと、時間に注意を払っているかどうかで時間の長さが変わるからです。
私の場合最初に言いましたけど、小学校の時は授業が嫌いでした。そして、時間が早く過ぎないかとばかりに、時計の進み具合ばかりを気にしていたのです。
つまり、自ら時間が長くなるような行動をしていたというわけです。
"人生があっという間" という状態に陥らないための行動
これまで時間の長さを変える要素を3つ挙げてきましたが、以下に改めてまとめてみます。
メモ
・脳が新しいことを記憶しようとするとき、時間の流れを遅く感じる
・普段の量より多い作業を脳が処理しようとすると時間は遅くなる
・時間に注意を払っているかどうかで時間の長さが変わる
この3つを踏まえて ”人生あっという間” というもったいない状態を防ぐ方法を提案するとすれば、
”時間に注意を払いながらも、常に全力で新しいことに挑戦する”
もう少し置き換えてみると、
”子供心を持って行動し、時間管理は大人視点で行う”
となります。
時間に注意を払いすぎると脳のフル活動を妨げるし、バランスが重要ですね。
ということで、上記を意識しながら人生を豊かにしてみてはいかがでしょうか?
以上、"人生あっという間"とならないための3つの視点でした。