息抜き

【懐古】ストリートファイター2のキャラや技が異常に魅力的だった件

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ストリートファイター2、それは対戦格闘技の元祖ともいえる伝説のゲームだ。

私が中学生だったときにストリートファイター2は大ブームを巻き起こした。

男子は学校を帰った後に友達と集まり、50円玉を握りしめて、こぞって駄菓子屋や模型店にある筐体(きょうたい)を目指した。

筐体は、今で言うところの座りながら対戦する対戦台を立ちバージョンに変えて、一回り小さくしたものをイメージしてもらえればいいと思う。

筐体は店に1台しか置いていないのが大半で、かつ現代の対戦台から一回り小さいため、友達と対戦する場合には肩を寄せ合って無理やりやる必要があった。

そのため、必殺技を繰り出すコマンドも入れにくく面白みも半減するため、筐体で対戦するのは一苦労してしまう。

また、対戦した場合には負けた方がすぐにゲームができなくなるため、スト2を楽しみたい少年達にとって対戦はほぼ有り得ない選択肢だった。

そういうわけで、一人ずつ順番を待ってゲームをするのだが、プレイ時間もそれなりに掛かるため、スト2渋滞がよく発生していた。

スト2は3ラウンド2本先取で勝ちとなるのだが、1ラウンドは99秒である。

まだスト2をやり始めた初期の頃には、操作に慣れていない少年達は敵を攻撃せずにその場でウロウロしたり、大技の出し方をわかっていなかったため小技の連打ばかりになってしまうので、大半が99秒を使い切るのである。

それが2ラウンド続いて辛くも勝つということを4回繰り返して、負けるという流れだった。

そのため、プレイ時間はおおよそ15分ぐらい掛かってしまっていた。その15分が個人商店にスト2渋滞を作っていたのである。

一方、待っている少年達にとっては15分は拷問である。

もちろん人のプレイを見て楽しむということもみんなやろうとしていたが、自分がやりたいという熱き想いがねじ曲がって、大人になり切れなかった少年達は心の奥で『早く負けろ』と願っていたに違いないと思うのであった。

しかし、そんな辛い修行僧のような日々を抜け出せるような情報が日本を駆け巡った。

その情報とは、スト2がアーケード版からスーファミに移植されるという情報である。

もしこれが事実なら、誰にも邪魔されることなく家でスト2をやり放題という衝撃的なニュースであった。

当時はネットなどなく、情報網といえばいわゆるファミ通などのゲーム雑誌だけだったが、そのゲーム雑誌の権威であるファミ通からの情報だったと思うので、間違いないと確信した。

しかし、移植が発表されてからだいたい1年以上は待つことが相場であり、スト2もそれぐらい待たされたような記憶がある。

そのような長い間を待つのは辛いため、スト2のサントラを買って気を紛らわせていた思い出がある。

 

ストリートファイター2のキャラや必殺技が魅力的だった件

ストリートファイター2の舞台は世界である。

早い話、ストリートファイターとは、世界各国の国で最も強いと思われるキャラクターが、世界各国に単身乗り込んでいって、喧嘩を売って、相手をぶちのめしながら自分の目的を達成していくゲームである。

それぞれのキャラクターにはそれぞれ戦う目的があり、そのストーリーもまたスト2の奥深さに花を添えている。

 

ブランカについて

例えば、ブランカに関するストーリーはこうだ。

ブランカは以下のごとく緑色した怪物のようなキャラだがれっきとした人間である。

ブランカは幼き頃、飛行機墜落事故にあってしまう。その飛行機はアマゾンの奥地に墜落するのだが、ブランカ少年はなんと事故に遭いながらもこの時まで生き延びたのだ。

生き延びるためには、身体の色を保護色の緑色(上記はオレンジ色)に変えたり、電気ウナギのような電気を発生する術を身に付けないと生き延びることはできなかったという設定らしい。

そしてラスボスのベガとはタイで最終決戦を迎えるのだが、ベガを対戦で倒すとその対戦の姿を見ていた一人のおば様が近づいてくる。

そのおば様はブランカのアンクレットを見て、自分が幼き子供に授けたものだと言い、息子との数十年振りの再会を果たすのであった。

ブランカの母がなぜタイの寺院で対戦を見ていたのかは、触れてはいけない部分である。

 

リュウについて

そして、スト2の主人公であるリュウというキャラクターにも触れておかなければならない。

リュウは以下の人物である。

リュウは強い相手を求め、世界各国を回って修行をしている設定である。

彼が繰り出す必殺技で竜巻旋風脚というものがある。

竜巻旋風脚は、回し蹴りを空中に3秒ぐらい浮きながら3、4回転分連続で繰り出す必殺技である。

この必殺技は物理的に考えて有り得ないというのはみんな承知しているため、真面目な理系の人達はそっと心の奥底にしまっておいてほしい。

続いて昇竜拳を説明しよう。

昇竜拳はいわゆるアッパーにジャンプ要素を加えたものである。ジャンプ上昇中は飛び道具を除いては無敵状態になるため、使いどころによっては最強の技である。

そして、最後語らなければいけないのが波動拳である。

彼が繰り出す気の塊である波動拳は、ドラゴンボールの悟空が放つかめはめ波のような遠くの敵にも遠隔からダメージを与える銃の弾のような役割がある。

当然そのような素敵な技は少年達のハートに深く刺さり、一日一回通常の会話にもネタとして出てくるような人気があった。

これら3つの必殺技の内2つを組み合わせると、実は友達に嫌われるようなプレイが出来上がるのはスト2プレイヤーなら知らない人はいない。

その組み合わせとは、波動拳と昇竜拳である。通称、波動昇竜拳である。

波動昇竜拳とは、相手が遠くにいると嫌がらせのごとく波動拳を打ちまくり、相手が嫌になって波動拳をジャンプで飛び越えたのを狙って無敵の昇竜拳で迎え撃つ、半分反則的なやり方である。

倫理観を持った少年はこの技を避けたが、勝ちに拘った少年はこの技を多用していたのである。試合には勝ったが、失ったものの大きさを気付けない少年たちがきっと全国で大量に発生したことだろう。

 

ストリートファイター2はガイルでプレイしていた

かく言う私は、ガイルプレイヤーであった。

当時単純に見た目がカッコいいと単純に思ったのがきっかけである。

ガイルは以下のようなキャラクターである。

ガイルはリュウの波動拳のように、ソニックブームという真空波を飛ばすことができる。

そして、サマーソルトキックというこれまた昇竜拳と同じように空中ではほぼ無敵に近い必殺技も繰り出すことができるキャラである。

ただし、リュウと違うのは1秒程度エネルギーを溜めるような時間が必要なため、リュウのように連続で必殺技を繰り出せないという弱点があった。

それを補うためにエネルギーを溜めている間は長い脚で下蹴りを連打し、エネルギーが溜まったらソニックブームを打ったり、サマーソルトキックを放ったりするせこい技を当初実施していたが、リュウの波動昇竜拳のごとく友達をなくす危険性を感じた。

そこで私は方針を変え、攻めて相手が防御している間にエネルギーを溜めて、最後に必殺技を放つという中級者への扉を開けるべく努力を重ね、それなりに強くなった思い出がある。

ストリートファイターシリーズは今や5まで発売され、世界を相変わらず熱狂させている。

いつか落ち着いた頃にハードとソフトを揃えて、スト5をプレイしたいものである。

もうその頃には、ネット対戦相手が誰もいないということがないことを祈りつつ筆を置こうと思う。

 

以上、ストリートファイター2のキャラや技が魅力的だった件でした。

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