「誰にも相談できない悩みがあって、正直苦しい・・・」
「一人で悩みを解決できる方法はないだろうか・・・」
お悩みカウンセリング歴10年の"えくてと"です。
生きていく上で悩みは付きものです。
正直、悩みがない人なんて皆無であって、悩みがあるのが普通だと思います。
かく言う私も、自分の能力を人と比べては落ち込んだり、時には嫉妬に駆られたりしていました。そして、そんなネガティブな感情に支配されていると、
『自分はちゃんとやっているのになぜ認められないんだ・・・』
『アイツのココが悪いからダメだ!』
こんな感じで自分を正当化し始めたり、相手のアラを探したりと、行動まで負に支配されていきます。
もうこれは、偏った物の見方しかできていない状態です。
物の見方が偏っていると、視野が狭くなって大事なチャンスも逃してしまいますし、攻撃的な雰囲気から周りが離れていってしまうため、コミュニケーションも上手く取れなくなっていきます。
私は自己対話方法により、運良くこのような状態に陥っていることを客観的に気付いて改善することができましたが、周りに相談できない深い悩みを持って苦しんでいる人も多いことと思います。
ということで、私が一人で悩みを克服した時の具体的な対処方法を紹介したいと思います。
Contents
悩みを一人で解決するための自己対話ステップ
あなたは、映画やテレビドラマのように時空を捻じ曲げて過去に戻る術を持っていません。もちろん、世の中の権力者でもお金持ちでも、そのようなことをできる人などこの世に存在しません。
つまり、起こった事に対して誰もなかったことにできないのです。
ですから、まずやるべきことといえば起こった事に対して素直に向き合い、解決できる問題かどうかを見極めるところから始めます。
解決できる問題ならば、解決に向けて対策を考えていきます。一方、解決することができない問題に対しては、起こった事に対して捉え方を変えることです。
言葉に書けばこれだけのことなのですが、いざ実践しようとするとこれまた難しい。ということで、自己対話ステップを具体的に手順にしてみます。
一人の空間を確保する
捉え方を変えるためには、”自分で考えて掘り下げる” という作業が重要になってきます。
よく旅先で人生観が変わったという話を耳にしますが、これは旅行しながらも並行して潜在意識の中で自己対話をした結果なんですね。まあ、これを今回意識的にそういう時間を作ってやってやろうということです。
ということで、”自分で考えて掘り下げる” をやるためには、外乱を防がなければなりません。具体的には、周りに人がおらず、静かな空間をまず確保します。
その時、自分のお気に入りのBGMを流してもいいでしょう。但し、落ち着いたカフェに流れているような音楽や自然の音などに限定すること。
これは、この後のステップにある自己対話の妨げにならないようにするためです。
悩みを深堀りする
次のステップでは自己対話を行います。
現在抱えている悩みを紙に書き出します。面倒だから頭の中でやりたくなっちゃいますが、ここは我慢して紙に書き出します。
文章にすると何に悩んでいるのかの整理も同時にされるため、紙に書き出した方がその後の対話が容易になります。
また、もう一つのメリットとしては、脳が考えていることを覚えておこうということ自体にパワーを使うことにより思考が浅くなってしまうのを防ぐことができます。
そして、対話の中でどんどん新たな発見が出てくるため、忘れないようにメモしつつ、脳の容量オーバーを防ぐという狙いもあります。
それでは、具体的な対話の流れを改めて整理してみます。
①悩みを紙に書き出す
何に悩んでいるかを一言で書いてみる。
②悩みに対して、なぜそう思うのかを考える
書き出した悩みに対して、何が嫌でそんなに悩んでいるのか? 例えば、周りからバカにされることに対して嫌なのか、自分自身がそのことに対して許せないのか?
③そう思ったことに対して、なぜそういう思いになったのかを考える
例えば、周りからバカにされることが嫌なのは、自分を否定されたように感じるからとか、自分自身がそのことに対して許せないのは、自分の思っている理想と現実がかけ離れているために情けなくなるからとか。
です。
休息する(潜在意識に委ねる)
悩みが深堀りできたら一旦休息しましょう。
休息の狙いとしては、純粋に脳を一旦休ませたいのと潜在意識に問題解決させるためです。脳が優秀なのは、意識的に徹底的に考えた解けない問題に対して、別の作業をしている時にバックグラウンドで考えてくれるという点です。
例えば、難しい問題を考えている最中には解けないけど、ふとした瞬間にひらめくといった出来事が、一度や二度起こったことは誰しもあるのではないでしょうか。
まさにそれを狙っての休憩なのです。
ということで、休息しっかり取りましょう。
深堀りした悩みの解決策を考える
休息中に脳が解決策を導き出していたなら儲けものですが、大概は解決できていないはず。でもいいんです。
休息したことにより解決の糸口となるヒント近くまでたどり着いていて、あなたが考え始めた時には解決策が浮かびやすい状態になっているからです。
では次に、悩みを解決するための解決策を考えていきます。
解決策は大きく分けて2つです。
まず1つ目は、悩みが発生しないように根本原因を叩くことです。これは、大概は努力やお金で解決できる問題だと思います。そしてこれは、人それぞれによって異なり、多岐に渡るため、今回は省きます。
そして2つ目が、努力やお金では解決できない場合に行う策です。これは最初に書いたように、起こった事に対して捉え方を変えるということです。
現状、起こった事象に対して納得できていない状態だと思いますが、受け入れる、諦めるといった状態にもっていくのです。
あれだけ考えても解決策が出てこないので仕方ない、という割り切りですね。
割り切りができない場合は、まだ深堀りが足りていないと言えます。
深堀りは、ひたすらなぜなぜと考えていく作業に他ならなく、自分でこれ以上考えても出てきそうにないならば、google先生の助けを借りてもいいかと思います。
悩みを深堀りするにあたって限界を感じる場合
先程のステップを踏めば、一人で悩みの自己解決が可能です。
しかしながら、深堀りで頓挫し易いのもまた事実です。なぜなら、要因を掴むための問いかけや解決策を出すために、それなりの知識と経験が必要になってくるからです。
その能力を一から勉強して獲得するのもまた一つですが、ネックとしては多くの時間が掛かってしまいます。
そこで有効なのが、メンターにアシストしてもらうという方法です。タイトルの一人でというところからは逸れてしてしまいますが、悩み解決をするにあたって背に腹は代えられません。
通常、周りの人にアドバイスを貰うという方法が一番なのですが、自分の一番知られたくない悩みを他人に話すということがまず抵抗がありますし、また話した後にその相談者が他の人に話してしまうというリスクがあります。
そこでおすすめなのが、ネットで相談する方法です。
どこの誰かわからない人だからこそ逆に悩みを話しやすのと、相談した内容に対して機密扱いとするようにとの契約を結んでいるのが大概です。
ということで、悩み解決に向けてアシストが必要ならこちらへどうぞ。